『R.U.S.E.』において、プレイヤーは指揮官となって自軍を指揮し、敵軍と戦うことになる。対戦中はリアルタイムで時間が進むため、迅速に情報を得て状況を判断し、的確に命令を出す必要があるのだ。敵軍を壊滅するか、定められた目標を達成すると勝利となる。
自軍は大きく「ユニット」と「施設」の2種類に分かれる。ユニットは歩兵、戦車、戦闘機などの部隊を表し、移動、攻撃などの命令を出すことができる。それぞれ移動能力や装甲、得意とする攻撃相手などが異なるため、戦場では敵軍ユニットとの相性が重要なファクターとなるのだ。一方、施設は司令部や兵器生産工場などを表し、ユニットの生産や資金の確保などに必要となる。
火力は低いが、敵施設を占領したり、森林などに隠れたりする能力を持つ。
敵軍の状況を偵察できる。戦闘力は持たないが、戦場には不可欠な存在だ。
戦車に対して絶大な力を持つ。敵の編成しだいでは必須のユニットだ。
偵察機や戦闘機、爆撃機など、多彩な航空機が戦場の空を駆ける。
施設の生産や謀略の使用に必須。自軍の心臓とでも言うべき施設だ。
軍需品集積場に設置すると、一定時間おきに収入をもたらしてくれる。
戦車ユニットの生産施設。ユニットの種類ごとに必要な施設は異なる。
「超重戦車」など、高価だが強力なプロトタイプユニットを生産できる。
ユニットや施設は、「生産メニュー」を使って戦場に配置していく。それぞれ完成までには一定時間が必要となり、さらに施設を設置するためには、工兵を設置場所に向かわせる必要があるので、敵軍の動向に注意する必要があるだろう。
また、その際に必要となるのが資金だ。資金は「司令部」「本部」「補給基地」という3種類の施設から、一定期間ごとに生み出される。敵軍よりも多くの資金を確保することが、長期戦では勝利をつかむカギとなるのだ。
本ゲームには6カ国の軍が登場し、マルチプレイなどで自軍として選ぶことができる。各軍は所属するユニットの構成が大きく異なり、それぞれ得意、不得意があるため、自分の戦略にあわせて軍を選ぶことも重要となるだろう。さらに、これらのユニットには登場する年代も設定されており（1939年～1945年）、対戦時の年代設定によって使用可能なユニットが変化するのだ。
リアルタイムで戦いが進行するリアルタイムストラテジーにおいて、もっとも重要なのが、すばやい情報収集だ。「IRISZOOMエンジン」を採用した『R.U.S.E.』では、画面の切り替えなしで、シームレスに視界の拡大・縮小が可能。これによりプレイ中はストレスを感じることなく、スムーズに戦況を俯瞰することができるのだ。
ユニットがチップ状に表示され、各地域に存在する戦力を一目で確認できる。
戦場さながらの臨場感で、1つ1つのユニットの動きまで確認できる。
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