－そもそも貴島さんがゲームにハマったきっかけは？
兄がふたりいるのですが、ふたりとも”ゲーム好き”な
んです。幼少期から、そんな兄たちの隣でゲームを見
るの
が面白かったんですよね。幼稚園～小学校低学年
のころは、兄たちが遊んでいるゲームをちょこちょこ
と触らせ
てもらっていたのですが、自分で積極的に
遊び始めたのは小学４年生のとき。兄たちの影響も
あり、パソコンの
オンラインゲームにハマりまして、
「オンライン対戦ってこんなに楽しいんだ！」と、
夢中になったんです。
ちなみに、はじめてFPS(ファーストパーソン・シュ
ーティングゲーム)に触れたのは、中学１年生のこ
ろ。世界
中のプレイヤーたちとオンラインで繋が
り、チームを組んで協力しながらいっしょに戦う、と
いうゲーム性が当時
の私にはとても新鮮で、熱中した
のを憶えています。

－”ゲーム好き”が高じて、最近、ゲーム配信を始めた
そうですね。
ずっとゲームは好きだったのですが、お仕事上これま
で、あまりお伝えする機会がなくて……。そんなな
か、た
またま、とあるゲームイベントでお仕事をさせ
ていただいたのですが、そのときに「好きなことが
仕事に繋がる
ってすごく楽しいな」と思ったんです。
そもそもゲームを仕事へ繋げようと深く考えてはいな
かったのですが、マネージャーさんから「ゲームチャ
ンネ
ルを始めてみては？」というお話をいただき、
「じゃあぜひ！」という形で、去年(2020年)からゲ
ーム配信を
スタートさせたんです。ゲーム配信といえど、家でふつうにゲームをしているのとあまり変わら
ないんですけど
(笑)、視聴者のみなさんからいただく
コメントを読みながらゲームをするのは新鮮でとても
楽しいです。

－『ファークライ６』をプレイしてみた感想は？
『ファークライ』シリーズの名前はもちろん知ってい
たのですが、今回、初めて遊ばせていただきまし
た。
第一印象は、グラフィックの鮮やかさ、美麗さに驚
きました。一般的なFPSは、殺伐とした戦場で戦う
ことも多
いと思うのですが、『ファークライ６』は
美しい海をはじめ、ヤシの木や色とりどりの花が生え
ている南国特有
の雰囲気のなかで戦うのが、とても
目新しかったです。
ストーリーの序盤、主人公と幼馴染みがいっしょに
行動するのですが、途中で「ああ、そうなっちゃう
んだ」と
いうような衝撃を受ける場面もあり……。
みなさんには実際に体験していただきたいのでこれ
以上はお話しませ
んが(笑)、そういう人間ドラマも非
常に魅力的に描かれているなと感じました。
私は物語をじっくり楽しみたい派なので、このよう
な重厚感溢れるストーリーは好みですね。とくに、
人数的にも立場的にも圧倒的に弱いゲリラ軍が、ど
のように大統領に立ち向かっていくのか、そこがと
ても気になりま
す。

－本作の舞台である、(架空の)島国”ヤーラ”を歩き回
ってみた印象は？
すごく色鮮やかで、歩いているだけでも気持ちよかっ
たです。カリブ海が舞台のモチーフになっているんで
すよ
ね？　キレイな海が見えて、緑も多くて、南国っぽ
い開放感もあって、そんな場所が戦地になる意外さ
が楽しかっ
たです。

－もしも、貴島さんが『ファークライ６』の島で生
活できるとしたら、どのように暮らしたいですか？
東京に住んでいると、なかなか気軽に海に行くことも
できないので、ヤーラ(島)のキレイな海で泳いでみた
いで
す。
実際にゲーム中、馬に乗って移動もできますが、その
ときの疾走感がとても軽快で、馬上からの景色もすご
く心地よかったので、もしヤーラで生活できるとし
たら馬に乗って観光してみたいです。

－また、もしも貴島さんが『ファークライ６』のキ
ャラクターとして出演するとしたら、どのような役を
演じて
みたいですか？
ヒロイン的な存在には憧れますね。ヒロインがいる
からこそ、(男性の)主人公の気持ちもより一層盛り上
がると
思うので……。そういう意味では、本作なら
主人公の幼馴染みのリタになるのかな？
あるいは、最初は大統領側に付いていたけど、途中
で裏切ってゲリラ側になるみたいなキャラクターも
面白そう
ですよね。そういう意外性のあるキャラクタ
ーが好きなので(笑)。