THE CURSED CRUSADE SPECIAL INTERVIEW

デンズ役:中村悠一さん×エステバン役:杉田智和さん

中村悠一さん

デンズ

杉田智和さん

エステバン

キャラクターに命を吹き込む「声優」のお二人に、海外ゲームならではの難しさについてコメント頂きました。

海外のゲームは演技以外のところも難しい

  • 今回は中村さんが復讐に燃えるテンプル騎士団員のデンズ・ドゥ・ベール、杉田さんがデンズに命を救われた盗賊のエステバン・ノビエンブレを演じていらっしゃいます。お二人が吹き替えを担当されたキャラクターについて、印象をお聞かせください。
    中村:デンズ・ドゥ・ベールは、真っ直ぐな感じかな。ゲームの舞台設定は十字軍ですけど、彼の目的は奪われた一族の名誉の奪回に集中していて。僕自身が同じ立場だったら、そんなことを考えたりはしないと思いますけど(笑)
杉田:盗賊のエステバンは、外見がいかついですよね。性格とやってることが一致してない二面性もあって……。でもそこが逆に愛すべき点じゃないかと思います。いまの僕よりも年上のキャラクターで、背負ってきた人生の深みも感じました。僕が10年後、あんな風になっているかというと、そうはならないでしょうね。
  • ー吹き替えの現場はいかがでしたか?
    中村:実は収録のときは、ゲーム画面を見ながら吹き込んではいないんですよ。絵は見ずに音声だけで録ってるんです。
杉田:情報は台本だけで、どんなシーンかもわからない状態なんですね。僕の方は原音がひたすらテンションが高い声だったので、それを踏襲してお芝居をしていきました。ゲームの場合は掛け合いのシーンでもひとりで録る場合が多いので、それも難しかった点かな。
中村:あと、海外ゲームの場合は尺が完全に決まっているので、コンマ単位の秒数で台詞を合わせないといけないんです。たとえば2.3秒と決まっていたら、それより長くても短くてもダメで。慎重に時間を計って吹き込んでも、あとで絵と合わない、という話になって録り直したこともありますね。
杉田:台本をチェックしていっても、現場で「ここの翻訳は変えます」といったこともあるので、事前に練習ができないケースも多いですし。海外ゲームの吹き替えは、芝居以外の部分での難しさを感じるときもあるかな。
  • 今日は実際にゲームを楽しんでいただこうと思い、ご用意させていただきました。
    中村:ゲーム画面をちゃんと見るのは初めてですが……やっぱり映像が綺麗ですね。すごく細部まで作り込まれていて。雰囲気をうまく生み出してると思います。武器の組み合わせも簡単に変えられるんですね。ほら、二刀流もできる。僕が武器を選ぶとしたら……槍かな。敵を近づけさせないように。
杉田:僕は刀を使いたいな。長い時間、某ゲームで侍をやっていたので。昔は肝心な場面でよく必殺技を外すので、仲間に笑われてましたけどね。エステバンが敵を取り押さえて、それをデンズが攻撃したりもできるんだ。なるほど。
  • 最後に、ユーザーのみなさんにひとことお願いします。
    中村:操作がそれほど複雑ではないので、遊びやすいゲームなんじゃないでしょうか。二人同時プレイもできますし、オンラインの協力モードもあるようなので、色々な楽しみ方を見つけてもらえると嬉しいですね。
杉田:ゲームは短時間のプレイでは良し悪しを判断できない部分があるので、ぜひじっくり遊んでいただきたいです。あと、サイト内のほかの情報もチェックしてもらって、ゲームの奥深さを感じてもらえたらと思います。 本日はありがとうございました。

中村悠一氏プロフィール:株式会社シグマ・セブン所属 ■これまでに関わった主な役柄・アニメ「マクロスF」 早乙女アルト 役・アニメ「おおきく振りかぶって」 阿部隆也 役・アニメ「しゅごキャラ」 月詠イクト 役 など/杉田智和氏プロフィール:株式会社アトミックモンキー所属 ■これまでに関わった主な役柄・アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」 キョン 役・アニメ「銀魂」 坂田銀時 役・アニメ「ちょびっツ」 本須和秀樹 役 など

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