聖地エルサレムを舞台とするイスラム勢力と十字軍の戦い。
歴史上有名なこの争いの陰で、もう1つの戦いが行われていた。
アサシン教団とテンプル騎士団による、
古代の「秘宝」をめぐる果てしない争闘である。
西暦1 1 9 1年夏、アルタイルはテンプル騎士団との戦いを制し、
事件はひとまず終結したかのように見えた……。
しかし、まもなく総長を失ったテンプル騎士団が
エルサレムから集団で脱出しようとしているとの情報が入る。
アルタイルは騎士団の行っていた悪しき研究に終止符を打つべく、
彼らの逃亡先であるキプロス島へと向かうのだった。
キプロス島では、抵抗組織「レジスタンス」とテンプル騎士団との
血みどろの戦いが繰り広げられていた。
レジスタンスの協力を得たアルタイルと
テンプル騎士団との新たな戦いの幕が切って落とされる。