十字軍時代の兵士の多くは鎖かたびらを着ている。それは、鎖かたびらの持つ柔軟性と優れた防御性が好まれたためだ。鎖かたびらは紀元前2世紀頃からヨーロッパや中東で着用され始めたが、当初は非常に高価なものだった。やがて中世になり、専門職人の登場によって入手しやすくなると、十字軍やイスラム勢の兵士の間で広まっていったのだ。なおこの頃の日本では、大鎧という装飾性の高い具足が用いられている。

一方、市民の服装は暑さをしのぐのに適したワンピース型のローブやスモックが主流で、この地に移り住んだヨーロッパ人も彼らに倣った。また、イスラム教徒の男性はターバン、女性はサリーで髪や顔を隠しているのが一般的であった。

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