1965年、ベトナム。フランスからの独立に端を発した戦争は、共産主義を標榜する北側が、反共を掲げる南側と血みどろの戦いを繰り広げていた。
ソ連と冷戦下にあるアメリカは、共産主義の尖兵たる南ベトナム民族解放戦線(ベトコン)と戦う南ベトナムを支援することを決断した。
アメリカ空軍に所属するジョー・ウォーカーは、北爆や枯葉剤散布などのミッションに参加する。しかし、次第に戦争の意義や正義への疑問を抱き、人間として、兵士としての矛盾に苦悩するようになる。