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アサシンと対立する組織

長い戦いの歴史の中で、テンプル騎士団はアブスターゴ社へと姿を変えた。

アサシンたちは、この強大な組織に立ち向かわなければならない……。

アブスターゴ社とは

20世紀となり、テンプル騎士団は新時代を迎えることとなる。産業革命で大きな進歩を遂げた科学や技術がさらなる前進を続けるならば、まだ誰も見たことがない世界の訪れにつながるのだと、騎士団の指導者たちは固く信じていた。

この革新こそが、テンプル騎士団の民衆支配を強化する機会となり、人類はより良き未来へと導かれていくのだと──。1910年、テンプル騎士団のリーダーで、先見の明を持つ実業家集団が「計画」を打ち立てた。

27年後、彼らは多国籍企業“ アブスターゴ社” を創設。会社はテンプル騎士団の表の顔として存続していくことになる。

2012年現在、アブスターゴ社は世界最大の多国籍複合企業の1つとなった。テンプル騎士の個々人は、会社の無尽蔵の資金で最先端科学を駆使した機械や装置を調達し、それらを利用して太古から続く知識の探求を続けている。

DNAから記憶をたどる:アニムス

秘められた太古の英知が手に入るといわれている“エデンの果実”その発見のために現在行っている活動の中で、最も意欲的に取り組んでいるのが“アニムス計画”である。

アニムスとは、被験者のDNA内の暗号化された遺伝的な記憶を解除する装置で、これによって、祖先の記憶が3次元の仮想現実の中に投影され、被験者はその中を探索することができる。

アサシンの末裔たちが知る“エデンの果実”の行方を追って、アブスターゴ社は人体実験を繰り返している。

秘密裏に行われる計画

アブスターゴ社では、何百というプロジェクトが進行中だ。会社の専門は薬学研究だが、他の分野にも手を伸ばしている。多くの実験は公にされているが、選ばれたテンプル騎士にだけ知らされているものもある。
以下は、現在、特に重要とされてきた計画だ。

ソフィア計画
この計画で、細胞が伝える情報を研究し、人類の発達や、人間生理学の理解を深めようと目論んでいる。
レガシー計画
技術者たちは多様な被験者から記憶をスキャンし、分析を行う。これによって特殊な能力を持つ者を追跡、観察、隔離することが可能となる。
アニムス訓練プログラム
このプログラムで、テンプル騎士団のエージェントを多様性に富んだ環境や戦闘条件で訓練することができる。被験者は、アニムスによって作られた仮想世界でさまざまな戦闘経験を積み、アブスターゴ社にとってふさわしいエージェントとして育成される。
アカシック衛星網
2008年から実施されているアカシック衛星網は、地球軌道上を周回する通信、気象、観察衛星から成るネットワークである。
アブスターゴの目
様々な機能が搭載された一体型の通信衛星を打ち上げる計画だ。一度、地球低軌道に乗れば、アカシック衛星網の要となるだろう。